ポーカーでベットできるのはテーブルの上の自分の目の前にあるものだけです。つまり、ハンド開始時に所持していたお金またはチップしかベットできません。「オールイン」できるのは (たとえそれが相手と同額でなくても) テーブルの上にあるチップだけです。
3 人以上が残っているハンドで誰かがオールインしてほかのプレイヤーがベットを続けるとサイドポットが作られます。残りのプレイヤーはメインポットとは別にベットを行います。オールインしてチップがなくなったプレイヤーは同量のチップを失うリスクを負っていないため、この「サイドベット」は獲得できません。
複数の人がオールインしてサイドポットが複数になることもあります。
キッカーとはポーカーの役とは関係ないカードのことで、役の強さが同じ場合に勝敗を決めるのに使用します。
たとえば、K-K-8-5-J という手は K のワンペアで 8、5、J がキッカーです。相手の手が K-K-8-5-A なら、キッカーが A で J より強いので相手の勝利となります。
スプリットポットは役とキッカーが同じ (5 枚のカードのランクがすべて同じ) 場合に発生します。この場合、ポットが 1 つでも複数でもすべてのチップが等分されます。
ポットリミット ゲームではポット総額を超える金額をレイズすることはできません。このポット総額には次が含まれます。
例を紹介しましょう。フロップでポットは $10。相手が $5 をベット。
レイズできる金額は $20 なので合計 $25 をベットできます。
トーナメントやキャッシュゲームなどのヘッズアップでは、ディーラーがスモールブラインドを、他方のプレイヤーがビッグブラインドをポストします。ディーラーはプリフロップでは最初にアクションを行い、後続のベッティング ラウンドでは 2 番目にアクションを行います。
リバーでアクションがなければショーダウンとなり、ボタンの左隣のプレイヤーから時計回りに手札を公開します。
リバーでアクションがあった場合は、最後の「アグレッサー」(ベットまたはレイズしたプレイヤー) から順に手札を公開します。
たとえば、John のベットに Mary がコールした場合は次の 2 通りが考えられます。
ノーリミット ゲームでは、現在のベット額 (またはレイズ額) に満たないオールイン レイズはレイズ (またはリレイズ) ではなく「アクションのみ」とみなされるため、コールはできても、再度アクションを行うことはできません。少額のオールインは正式にはレイズとみなされないため、さらにアクションを行うと自分に対してレイズしていることになるからです。
次のルールが大半のカジノで一般に採用されています。
「レイズはオールインを除いて、そのベッティング ラウンドで最後に置かれたベットまたはレイズと同額以上でなければなりません。
例: プレイヤー A が 100 チップをベットし、プレイヤー B が 200 チップにレイズした場合、プレイヤー C がレイズするには最低 100 チップを上乗せした最低 300 チップをベットしなければなりません。アクションをすでに行っていて、フルサイズのベットに対峙していないプレイヤーは、最小ベットよりも少ない、または最後のベットもしくはレイズの全額よりも少ないオールインに対してレイズすることはできません(ベットが再び可能になるハーフサイズのルールはリミット ポーカーにのみ適用されます)。」